はじめに
LoremFlickr にアクセスすると、非常にシンプルなランディングページが表示され、すぐに目的がわかります。それは、カスタム URL による無料のプレースホルダー画像です。ヘッダーには「2912 million served」と表示されており、2016年から多くの人に使われていることがわかります。サイトでは、写真は Flickr の Creative Commons ライセンスのもとで提供され、ライセンスと作者が画像に表示されると説明されています。サインアップ不要、API キー不要で、<img> タグに URL をコピー&ペーストするだけという手軽さに、すぐに感心しました。ただし、このページではサービスの危機的な状況についても率直に語られています。Flickr が API 制限により2024年後半にサービスをブロックし、その後2025年後半に予想外に制限を解除したのです。開発者はセルフホスティング用にバージョン3を GitHub で公開しており、ホスト版は永遠に信頼できるわけではないと認めています。
仕組みと主な機能
コア機能は URL ベースです。https://loremflickr.com/320/240/dog のように、寸法とオプションのキーワードを指定すると、犬の写真が取得できます。グレースケールには /g/、カラーフィルター(ピンクは /p/、/red/、/green/、/blue/)も利用可能です。キーワードはカンマで OR 検索、/all で AND 検索もできます。特筆すべきは lock パラメーターです。?lock=123 を追加すると、キャッシュが保持されている限り同じ画像が返されるため、レイアウトの一貫性を保つのに役立ちます。1ページに複数の画像を表示する場合は、?random=1、?random=2 などを追加して、ブラウザのキャッシュで同じ画像が表示されるのを防ぎます。JSON 出力もサポートしており、任意の URL に ?format=json を追加するだけです。2025年6月にリリースされたバージョン3では、1時間あたりのリクエスト制限とより強力な検索フィルターが追加されましたが、自身のサーバーで実行する必要があります。バージョン2は、引き続きホスト版サイトのコードとして使用されています。
信頼性と制限事項
最大の制限は信頼性です。サイトの説明にあるように、LoremFlickr は Flickr API の制限により、2025年3月から2026年2月まで実質的に利用できませんでした。復活しましたが、依然として Flickr の都合に左右されます。本番環境でプレースホルダー画像に依存している開発者にとって、これは深刻なリスクです。画像の品質も予測できません。プロの写真が表示されることもあれば、ぼやけたスナップ写真が表示されることもあります。画像の最大サイズは一辺1280px(2016年のアップデートによる)で、高解像度ディスプレイには不十分な場合があります。
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